12/13の練習

指揮者
後藤指揮者・新井指揮者

練習曲目
クリスマスコンサート曲1部【新井指揮者】
1 ルージュの伝言
2 卒業写真
3 あの日に帰りたい
4 わかれうた
5 糸(みんなで歌おう)
6 ヘッドライト・テールライト
<クリスマスコンサート2部>【後藤指揮者】
1 オンブラマイフ              歌伴
2 冬のソナタ
3 初恋  歌伴
4 愛の挨拶
5 アヴェ・マリア(カッチーニ)         歌伴
6 ガブリエルのオーボエ                    歌伴
7 クリスマスキャロルメドレー               歌伴 
8   我孫子市民のうた(順番未定)
<クリスマス アンコール>
9  Time to say Goodbye                    歌伴
10 ウィーンはいつもウィーン

☆今日は我孫子市の最高気温は10℃ 最低気温は-2℃ 外は寒く マフラー・手袋・コートな等
 欠かせない一日となりました。
☆北海道・東北地方・北陸地方では大雪・暴風警報が発表されています。 
☆今日の練習参加者は常任指揮者・賛助パーカッション担当者・賛助ベース担当者・団員 23名でした。
 練習会場は温かくもあり Xmasコンサート本番が1週間後となり、指揮者・団員の熱意が感じられる
 練習風景でした。
12月20日(土)のXmasコンサートはソプラノ歌手吉田真澄さんを中心に指揮者・団員が一丸となって
 地域の皆様に1曲1曲心を込めて演奏したいと思います。

 今日は常任指揮者 後藤忠之さんの第14回目の音楽講座をお届けいたします。
 「ハロー。」受話器から聞こえてきたキング教授の声は少しハスキーで深々とした響きの中にも優しさを
 感じるようだった。
僕は突然訪れた世界的音楽家との会話に緊張しながら拙い英語でキング教授への思いを
 伝えた。教授は「オーケー、オーケー。」「サンキュー、サンキュー。」と相づちをうちながら僕の話を
 聞いてくれた。一通り話し終えると教授は「わかりました。でも私は明日から一週間ギリシャに演奏旅行に
 行ってしまうので、10日後にレッスンしましょう。」とレッスンの約束をしてくれた
 そして「鉛筆の用意はいいですか?」と僕がメモができる状態を確認してくれた後にご自宅の住所を
 教えてくれた。夢のような電話を切って、ふと我に返る。大変だ、練習をしなければ、、、。
 ホテルはしばらくおさえてあったので、翌日部屋で練習しようと音を出してみたが、隣や上下の部屋に
 響いていないか気が気でないので集中出来ない。ロンドンの街に馴れる必要もあるので2階建てバスで
 ハイドパークに行ってみる。そこで吹いてみるとあまりにも響いて驚いてしまう。
 ハイドパークでの練習も諦め、楽器が練習出来る部屋を探すことにした。とはいえここはロンドンである。
 日本のように道路に面した場所に部屋の間取りを張ってあるような不動産屋は全くなく、
 看板が出ている訳でもないので、街中を見渡してもどこが不動産屋か全然分からない。
 しばらくいろいろな建物を眺めていると、ある建物の2階にオフィスらしき部屋を見つけた。
 こういう時は著しく勘が働くようで、やはりそこは不動産屋だった。オフィスに入ると目の前にガウディの
 サグラダ・ファミリアの完成形の模型が飾ってあったのが強く印象に残っている。
 楽器が練習出来る部屋を探していることを伝えると、「おすすめがあります。」とすぐに答えが返ってきた
 ロンドンに着いて2日目、目まぐるしく状況が変化していく。続く。