指揮者
後藤指揮者
練習曲目
<定期演奏会>
1. レナータ
2. 武蔵野の秋
3. クラリネット協奏曲
4. 初恋
5. ヴィリアの歌
6. いのちを紡ぐ歌
7. メモリー
8. ひまわり
9. 私のお気にいり
10. サンライズサンセット
11. 糸
12. 踊り明かそう
13. 鳥の人
14. ラストダンス
☆本日は全国的に晴れ気温急上昇❀
我孫子市では練習終了後においても 陽の光の暖かさに 春に向かって一歩一歩 季節が進んでいるように
感じられた一日でした。民家の庭先には可憐でもあり華やかな桃の花が春を告げるように咲いている風景も
目にしました。18時頃には珍しく真横になった下弦の三日月🌙を観ることができました。
☆練習参加者は指揮者・団員 23名でした。
☆今日は仙台から遥々賛助会員のK.Kさんにお越しいただきましたK・Kさんは現在 仙台の楽団などで活躍
されている中で、毎年 ヴィヴァマンドリーノ楽団の定期演奏会に参加いただいています。
K・Kさんにマンドリン歴50年とお聴きしました。マンドリン歴の長さにも驚きましたが
1stマンドリン・partから流れてくるマンドリンの音色が輝いているようにも感じられました。
日本のマンドリン人口 20万人と言われる中でも貴重な存在だと想います。
今日は第21回目の常任指揮者である後藤忠之さんの音楽講座を掲載いたします。
イギリスから帰国してしばらくたった頃、知り合いのビオラ弾きから連絡があった。
彼女の所属するオーケストラの練習でクラリネットのメンバーが何回かお休みをするので、代わりに吹いて
欲しいとのこと。オーケストラの管楽器は1つのパートを1人で吹くので、1人でも欠けると必要な音が
消えてしまう。
僕は、その依頼を喜んで引き受けた。実はそのオーケストラの指揮者は山岡重信氏で、僕が小学生の時に
初めて買ってもらったレコードで彼が読売日本交響楽団を指揮した演奏を、本当に擦りきれる程聴いた
敬愛してやまない指揮者である。憧れの指揮者と音楽が出来るとワクワクしていると数日後、楽団から楽譜と
スケジュールか届いた。リムスキー=コルサコフのローマの復活祭序曲、ワーグナーの序曲タンホイザー、
メインはブラームスのピアノ協奏曲第2番だった。大好きな山岡さんに失礼のないよう、がっつり練習して
オーケストラの練習に向かった。練習予定ではリムスキー=コルサコフが最初だったので、もう一人の
クラリネットの方と「この曲、難しいですね。」などと話ながらウォーミングアップをしていると、
山岡重信氏が練習場に現れた。
山岡さんの指揮した演奏会は今まで何度も聴かせていただいていたが、実際近くで見るとかなり
小柄な方で驚いた。
ところがオーケストラの前に立つと、とても大きく見える。すると突然山岡さんが「タンホイザー!」と
叫んだ。 ローマの復活祭序曲の準備をしていたので、突然の変更にバタバタしている内に、山岡さんが
振り始めてしまった。
タンホイザーはホルンとクラリネットで始まるが、山岡さんのとても深淵な指揮を読めずにいきなり
落っこちてしまった。「今一度!」再び振り始める。ホルンの方がいろいろ察してくれて、わざとブレスを
大きくとって、僕にタイミングを示してくれたおかげで、なんとか山岡さんの指揮に乗ることが出来た。
山岡さんの指揮は客席から見ても素敵だが、前から見ると圧倒的に音楽を感じる。吸い込まれるように
演奏していると、「クラリネットさん、そこはこんな感じで。」とか「クラリネットさん、最後の四分音符は
余韻で。」など、山岡さんからいろいろな指示が飛んできた。
憧れの指揮者からの言葉にとにかく嬉しくて、自分の持てる力を全部山岡さんに捧げようと演奏を続けた。
練習が終わった後、ビオラパートの方々に食事に誘われたのだが、そこで意外な話を聞くことになった。続く。
