9/13の練習

指揮者
新井指揮者

練習曲目
クリスマスコンサート 曲目
1.ルージュの伝言
2.卒業写真
3.あの日に帰りたい
4.わかれうた
5.糸
6.ヘッドライト・テールライト

今日は夏の厚い積雲の合間から 秋の青い空が垣間見られました。
 我孫子市の川村学園の庭には夏から百日紅(ひゃくじつこう・サルスベリ)の紅い花が咲き始め
 まだ健在に咲き続けています。
 又民家の庭に青い実をつけた柿木を発見しました。
 今の季節 夏と秋が混在しており、少しづつ季節が秋へと進んでいます。
今日の練習参加者は新井指揮者を含めて20名でした。Xmas concertに向けて新たに6曲の練習開始となりました。
 1970年代~2000年代の松任谷由美と中島みゆきの曲を 指揮者のきめ細かい指導のもと 徐々に懐かしいメロデイを
 想い出してきました。軽音楽コンサートも10月5日(日)に予定されており、指揮者・団員共々楽しみながら頑張りたい
 ですね。

今日は先週に引き続いて 常任指揮者の後藤忠之さんの音楽講座第2回目を掲載いたします。
最近の脳科学の進化によって音楽と脳との関係が明らかになってきている。特に幼少期に音楽を聴くと脳の発育に
とてもいい影響があることが解明されている。もっとも脳にいい影響がある音楽とそうでないものがあることは注意
しなければいけない。
頭の良さは脳細胞の量で決まるものではなく、脳の各領域がいかにスムーズに連動するかで決まるらしい。
幼少期にいい音楽を聴くと、この連動をする回路がしっかりと形成されることが明らかになった。
さて、幼少期にモーツァルトの主題による変奏曲を聴いて過ごした僕にもその兆候が現れ始める。
最初に開花したのは絵画の能力だった。小学校を卒業するまで、将来は画家として生きていくのだろうと
漠然と思っている程だった。10歳の頃だったと思うが、次第に音楽の能力が現れ始める。
前述の叔母からオルガンを譲り受け、誰に習ったわけでもないのに楽しく弾いていた。
そしてこの頃音楽の授業で聴いたシューベルトの軍隊行進曲に心を捕まれる。冒頭の軽快な主題もさることながら
僕が特に魅力を感じたのは曲が進むにつれて転がるように移ろう楽想の変化だった。
授業では1回しか聴けなかったので、もっとたくさん聴きたくなった僕は親にせがんでレコードを買ってもらった。
そしてこのレコードが後の僕の人生を予言するかのような不思議な出会いになる。
                              続く、、、