指揮者
後藤指揮者
第34回我孫子市軽音楽演奏会に出演しました。
我孫子市の音楽団体 12団体が参加 ヴィヴァマンドリーノは最後の時間の演奏でした。
曲目は NHK連続テレビドラマの主題曲5曲
◎365日の紙飛行機(朝が来た)
◎will you dance(岸辺のアルバム)
◎愛の花(らんまん)
◎あまちゃん前奏曲(あまちゃん)
◎いのちの歌(だんだん)
本日はヴィヴァマンドリーノに新しく1名コンサートミストレスが加わり2名となり、マンドリンの音色に尚一層力強さや
輝きが感じられました。演奏曲が1曲終わるごとに客席から賞賛の拍手があり市民の皆様に楽しんでいただけたようです。
お客様の中から will you dance は良かったとの感想もいただきました。
指揮者 コントラバス1名 パーカション1名 団員21名 計24名の演奏でした。
今後におきましては 12月20日(土)のXmasコンサートに向けて練習を積み重ね、地域の皆様に良き音楽を届けましよう。
今日は常任指揮者である 後藤忠之さんの第5回の音楽講座を掲載いたします。
その友人は足が不自由だったため、学校の近くまでタクシーで通学して、そこから松葉杖で登校していた。
僕は特に頼まれた訳でもなく彼の乗ってくるタクシーを待つようになり、タクシーから降りた彼のカバンを持ったり、
雨の日は傘を差したりしながら一緒に登校するようになった。
彼は中学生にしてはとてもクラシック音楽に詳しい人で、僕が音楽好きだと知ると、
「後藤くん、この曲のレコードを買うといい。指揮者はこの人、オーケストラはここ。」と、
ものすごいピンポイントで薦めてきた。僕は彼の言われるままにレコードを買っていった。
リヒターやヴァルヒャのバッハ、アバドやブーレーズのストラビンスキー、ムラビンスキーのチャイコフスキー、
イ・ムジチのヴィヴァェストヴェンスキーのボリショイバレーなどなど、初めて聴く名曲の数々に
毎日2時間、3時間でも時間が足らないくらいだった。
中学生という多感な時期に、歴史的名演を聴いて過ごしたことが今の僕の音楽に与えた影響は決して少なくないだろう。
その友人は吹奏楽部でクラリネットを吹いていた。小学校の時に聴いた藤家虹二のクラリネットの印象も重なり、
高校に行ったら僕もクラリネットを吹こうと固く誓った。中学卒業を前に、親にクラリネットを買ってもらった。
どんなに楽しく吹けるだろうと思って楽器を組み立て吹いてみると、、、全く音が出ない、、、。
続く。