1/10の練習

指揮者
後藤指揮者

練習曲目
<定期演奏会> 
1.     レナータ
2.      いのちを紡ぐ歌
3.      武蔵野の秋
4.      鳥の人
5.      クラリネット協奏曲(モーツアルト)
6.      ラストダンス
7.       ヴィリアの歌
8.       踊り明かそう(マイフェアレディ)練習なし→検討課題あり
9.       メモリー(キャッツ)
10.    サンライズ・サンセット(屋根の上)
11.    私のお気に入り(サウンドオブミュージック)練習なし→調号の検討課題あり

新しい年を迎えました。市民の皆様・関係者の皆様 今年もよろしくお願いいたします。
☆世界は今 国と国 国内の内乱等で平和とは反対の現象が世界各地で起こっています。
 今は亡き緒方貞子さんの言葉「自分の国だけの平和はあり得ない世界は繋がっているのだから 
 熱い心と冷たい頭を持て」という言葉を思い出します。緒方貞子さんは元国連難民弁務官として 
 数百万人の難民を救済・保護し難民支援に貢献した経歴のある人で2019年に92歳で他界されました。 
 今年は特に世界の平和が強く望まれます。日本は自然災害等では大変な状況ですが平和な国と思う人は
 少なくないと思います。
 平和な日本で芸術にふれ 音楽を聴いたり演奏できることは幸せだと改めて感じます。

☆今日は極寒の一日でした。練習参加者は19名でした。1月から一名の方が再入団となりました。
 大学時代「マンドリン・オーケストラ」で活躍された経験豊かな方です。
 楽団の中でも2ndマンドリンメンバーは大歓迎の気持ちでいっぱいです。
☆今年の2026年5月10日(日)は定期演奏会開催予定、団員の総力を結集してお客様にヴィヴァマンドリーノ
 の音楽を届けましょう🌸

 今日は常任指揮者である後藤忠之さんの音楽講座第16回目を掲載いたします。
 ロンドンは中心部がゾーン1、その回りをゾーン2、3と環状に区分けがされていてゾーン9まである。
 僕が借りた部屋はゾーン2だったが、とても閑静な住宅街だった。キング教授のレッスンまでほぼ1週間、
とにかく練習に明け暮れた。午前中に3時間、お昼を挟んで午後5時間、およそロンドンにいる間は
 レッスンなど何か別段予定がなければこのペースを崩すことはなかった。そして、いよいよキング教授の
 レッスンの日、 僕の住んでいたホーランドパークからノッティングヒルゲイトまで並木道をのんびり徒歩で
 移動し、 そこからバスで調べておいた教授の家に向かった。
 キング教授は牛がお好きなようで、CDのジャケットにはいつも牛が描かれた絵を使っていたが、
 ご自宅の表札にも牛が描かれていて、思わず笑顔になってしまった。玄関のドアをノックすると、雲の上の存在
 だったキング教授が本当に目の前に現れ、とても温かく招き入れてくれた。「何か曲は持って来た?」

 教授に問われ、 ちょうどその頃ブラームスの2番のソナタをさらっていたのでそう伝えると、「では吹いてみて。」
 僕は緊張しながらもキング教授の温かさに安心して持って行ったブラームスを3楽章一気に吹ききった。
 曲が終わると教授はとても不思議そうに僕をまじまじと見つめ、「あなた、歳はいくつなの?」と訊いてきた。
 この瞬間、キング教授は僕を認めてくれたと直感した。
 僕が24だと答えると、教授はまだ納得がいかない面持ちで、「ちょっと待ってて。」と電話をかけに行ってしまった。
 ドア越しに教授の話し声が聞こえたが、「日本からベリーナイスヤングマンがやって来た。
 ベリーナイスヤングマン、ベリーナイスヤングマン、、、」と、とても僕のクラリネットを気に入っていただいた
 様子だった。電話の相手はロンドンでのもう一人の先生になるアンドリュー・ウェブスター氏だった。
 こうして僕のロンドンでのレッスンは好調に幕を上げた。続く。