11/8の練習

指揮者
後藤指揮者

練習曲目
<クリスマスコンサート演奏曲>
 第一部
1.  マイウエイ
2.  恋は水色
3. ローズ 
4. トップオブザワールド 
5. 青春の光と影(Both Sides Now)
6.  ユーレイズミーアップ(歌)
 第二部
1. オンブラマイフ(歌)
2. アメージンググレース

3. ラストクリスマス
4. Ave Maria (J.Caccini)(歌)
5. クリスマスキャロルメドレー(部分歌)
6. タイムトウセイグッドバイ(歌)アンコール曲
7. ウイーンはいつもウイーン エンディング曲:練習なし
<次期定期演奏会候補曲>
1.  山嶽詩:練習なし
2.  ハイムライゼ :練習なし
3.  マンドリンの群れ
4. イタリアーナ(リユートのための古風舞曲とアリア)
5. シチリアーナ(同 上):練習なし
6.  交響的前奏曲:練習なし

 ☆今日は台風31号の影響も過ぎ去り、澄み渡る青空、街路樹の紅葉に秋の深まりを感じました。
 ☆今日は3週間ぶりの練習で久しぶりと感じられた団員も多いと思われます。
  今日の練習参加は14人でした。急遽 後藤指揮者の替わりに前半をコンサートマスターの
  岡本さんの指揮で練習しました。
 ☆タイム・トウ・セイ・グッドバイ(歌)アンコール曲 について 
  直訳:「さようならを謂うとき」や「別れの挨拶をする時間だ」という意味になります。 
  本当の意味は「わかれ」ではなく「新たな旅立ち」この曲のイタリア語での原曲タイトルは
  「君と旅立とう」です。悲しい破局や永遠の別れを歌ったものではなく「愛する人と一緒に希望を
  胸に新しい世界や未来へ旅立つ」という
前向きなメッセージは込められています。
  そのため、結婚式などでもよく歌われています。
 ☆アメイジンググレイスについて 
  作詞者:イギリス ジョン・ニュートン{1725~1807}作曲者:不詳 
  世界で最も愛されている讃美歌の一つで、「驚くべき(素晴らしい)神の恵みという意味です。 
  過去に奴隷船の船長を務めた作詞者ジョン・ニュートンが嵐の中で九死に一生を得た経験から
  自分の過去の過ちを悔い改め、神の慈悲によって救われたことへの深い感謝と感動を綴った曲です。 
                               一部Wikipedia参照

  今日は常任指揮者である後藤忠之さんの第48回目の音楽講座を掲載いたします。
 音楽が他の芸術と大きく違うのは、楽譜の存在だろう。口伝によらず楽譜を用いることで、作曲家の
 意図したものがある程度後世に伝わる。正確かどうかはだいぶ疑わしい。
 特に印刷された楽譜については、僕の師である山岡重信氏が、「印刷されたものは信用してはいけない」と
 明言していたが、実際かなりの問題がある。僕の指揮者デビューを飾ったムソルグスキーの展覧会の絵の
 ラヴェル編曲の楽譜の中で、ムソルグスキーが書いた音をラヴェルがいくつか変更していることは
 以前も述べた。これなどはラヴェルが意図して修正をしたことが明確なので、特に問題はなく、
 僕はあえてムソルグスキーの音に戻して演奏したが、やっかいなのは終曲のキーウ(キエフ)の大きな門の
 終盤である。練習番号120からの数小節ついて、バスドラムのリズムが他の楽器とずれている。
 バスドラム以外のパートは2分の3拍子だがバスドラムは2分の2拍子で、バスドラムだけが他の楽器と
 縦の線が合わない。単に拍子の書き間違えかと思いきや、小節内の音符休符を計算すると、
 やはり2分の2拍子である。オーケストレーションの魔術師と言われたラヴェルがこのようなミスをする
 だろうか?単なる印刷ミスだろうか?散々悩んだ末に、当時の僕は一般的に行われている演奏を踏襲して、
 バスドラムのリズムを変更して演奏したが、今だったら楽譜の通り、ずらして演奏するだろう。

 何時だったか忘れたがNHKで指揮者のチェリビダッケがロンドンのオーケストラと展覧会の絵を演奏して
 いる演奏会を放映していた。その演奏では、バスドラムはきちんとずらして演奏されていた。
 バスドラム奏者が納得がいかない表情で叩いていたのが妙に記憶に残っている。
 さすがチェリビダッケと感心したが、後に彼がミュンヘンのオーケストラと録音した演奏では
 何故か揃っていた。以前も書いたが、山岡重信氏が武満徹の弦楽のためのレクイエムを演奏した際、
 楽譜の問題に気づき、武満徹本人に確認をした。武満徹曰く、「あの楽譜は間違いだらけなんです、、、」
 本人に確認できるのならいいが、ラヴェルに直接質問はできない。難しいものである。
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」にも、疑問に思う箇所がある。続く。