9/5の練習

指揮者
後藤指揮者

練習曲目
<次期定期演奏会候補曲>
1. ハイムライゼ
2.  山嶽詩
3.  交響的前奏曲:練習なし
4. マンドリンの群れ
5. イタリアーナ(リユートのための古風舞曲とアリア)
6.  シチリアーナ(同 上)

<クリスマスコンサート演奏曲>
第一部
1.  恋は水色
2.  マイウエイ:練習なし
3.  ユーレイズミーアップ(歌):練習なし
4. トップオブザワールド :練習なし
5.  青春の光と影(Both Sides Now):練習なし
第二部
1. オンブラマイフ(歌)
2. ラストクリスマス
:練習なし
3. クリスマスキャロルメドレー(部分歌)
4. Ave Maria (J.Caccini)(歌)
5. アメージンググレース
6. タイムトウセイグッドバイ(歌)アンコール曲
7. ウイーンはいつもウイーン エンディング曲:練習なし

今日は我孫子市・柏市は午後 青空が広がり少し蒸し暑さが感じられました。
 鹿児島の屋久島町は台風24号の迷走と秋雨前線の影響もあり線状降水帯が発生し災害を
 もたらしているとの報道がありました。
 日本国内は地域により一日一日 一刻一刻天気が変動し油断できない状況となっています。
今日の練習参加者は16名でした。
 Xmasコンサートの演奏曲がきまりました。
 来年2027年5月23日(日)定期演奏会の曲目については 候補曲の中には難曲もあり、演奏会の
 流れをどのように構成にするかも含めて決定する方向に進んでいます。
 尚 今年6月から練習を積み重ねてきており名曲ばかりなので今までの候補曲は全部演奏したいとの
 希望もあるようです。
今日は練習終了後の話合いの驚く場面がありました。
 演奏候補曲である<交響的前奏曲>の曲を当初「難しくて絶対弾きたくない」と主張していた団員の
 一人から「交響的前奏曲は絶対に弾きたい」とはっきりとした口調で意見を述べられたことは
 素晴らしい前進に思われました。結論は来週へ。  

   今日は常任指揮者である後藤忠之さんの第42回目の音楽講座を掲載いいたします。
 僕は若い時ベートーヴェンが苦手だった。嫌いという意味ではない。そもそもベートーヴェンの第九に
 衝撃を受けてこの世界にのめり込んだ訳だから嫌いな筈もない。だが、その当時ベートーヴェンを
 演奏すると、どうしてもブラームス的な響きを纏ってしまい、ベートーヴェンに聴こえない。
 クラリネットの師であるシーア・キング教授がモーツァルトの演奏で大切なのはモーツァルトに
 聴こえることだと難しい極意を教えてくれたが、それはベートーヴェンも同じである。

 ベートーヴェンがベートーヴェンとして演奏出来ないことは音楽家としてあってはならないことだと結構
 悩んでいた。そんなある時オーケストラから指揮のオファーが入った。プログラムは全てベートーヴェンで
 いきたいという。
弦楽器が鳴らし易い理由で2番のシンフォニーを提案したが(弦楽器は調弦の都合で
 ニ長調やニ短調がよく響く)オーケストラに押されて結局3番の英雄になった。
 1曲目が序曲エグモント、ピアノ協奏曲第5番皇帝を挟んで英雄と、これまたヘビーなプログラムになって
 しまった。英雄は第1楽章の提示部を繰り返すと演奏時間が1時間近くかかる。(僕は提示部を繰り返した)
 もはやベートーヴェンが苦手と言っている場合ではない。スコアの準備をしてとにかく読みまくった。
 楽器の練習をしていない時はひたすらスコアリーディングに励んだ。
 今は老眼のためあまりしないが電車での移動中も読んでいた。ある時、クラリネットのレッスン時間の合間
 だったが、ピアノ協奏曲のスコアを読んでいたら、突如閃きが訪れる神啓接授の妙機とはこのことか?
 ベートーヴェンとお近づきになれた瞬間だった。ものすごく優しい人だったんだ、、、それまで恐い人の
 イメージが強かったのでとても意外だったが、考えてみれば、優しい人だからこそ人類愛を高らかに歌い
 上げる第九が書けるのだ。優しいからこそ世の中の不条理に怒るのだ。

 それからというもの、スコアを読む度にベートーヴェンの音楽が僕の頭の中に鳴り響くようになった。
 続く。