10/10の練習

指揮者
後藤指揮者

練習曲目
<クリスマスコンサート演奏曲>
 第一部
1.  マイウエイ
2.  恋は水色
3. ローズ 
4. トップオブザワールド 
5. 青春の光と影(Both Sides Now)
6.  ユーレイズミーアップ(歌)
 第二部
1. オンブラマイフ(歌)
2. アメージンググレース

3. ラストクリスマス
4. Ave Maria (J.Caccini)(歌)
5. クリスマスキャロルメドレー(部分歌)
6. タイムトウセイグッドバイ(歌)アンコール曲
7. ウイーンはいつもウイーン エンディング曲
<次期定期演奏会候補曲>
1.  山嶽詩
2.  ハイムライゼ
3.  マンドリンの群れ
4. イタリアーナ(リユートのための古風舞曲とアリア)
5. シチリアーナ(同 上)
6.  交響的前奏曲:練習なし

☆今日は太平洋沖では2つの台風ダブル台風が発生していますが、日本列島は秋の高気圧に囲まれて、
 我孫子市にもたっぶりの陽ざしが届きました。
☆この秋 記録的長雨で野菜危機の状態であり、ブロッコリー病発生、又白菜高騰で某店舗では一個
 1,000円以上の価格となっているようです。
 一市民の方は「鍋には白菜無しです」との声も聴かれています。
☆柏市あけぼの山の花便りが届きました。今年 秋桜は例年より10日間程開花が遅いようですが
 秋桜畑の周りにはキバナコスモス達が既に満開となり秋風に吹かれ誇らしげに又楽しそうに囁き
 あっているように見えます。
我孫子市とは近い柏市あけぼのやま公園を気軽に訪れてみませんか。
☆紅葉の便りが日本のスイスと言われる長野の上高地から届きました。
 上高地は河童橋(つり橋)から穂高連峰を仰ぐことができ、傍を梓川が流れ、澄みきった水の
 大正池や田代池、神秘的な明神池等がある上高地 日常を離れ自然の中に身をおくと心癒されると
 想います。上高地は千葉からは遠く なかなか行くことは困難ですが、近くにある自然のある所に
 この秋 紅葉旅をしてみませんか。
☆今日の練習参加者は15人でした。ソプラノ歌手吉田真澄さんもお忙しい中 Xmasコンサートの練習に
 参加していただきました。
 練習会場内は吉田真澄さんの笑顔と華やかな存在感のある歌声に魅了され、練習にも力が入りました。 

  今日は常任指揮者である後藤忠之さんの第46回目の音楽講座を掲載いたします。
 ベートーヴェンの英雄交響曲は1楽章の提示部を繰り返すと全曲で1時間近くかかる。そのため練習の時は
 時間の節約のため、提示部の繰り返しの直前からいつも練習をしていた。
 しかし本来、曲の冒頭には序奏というべき変ホ長調の和音が2回、オーケストラのトゥッティに
 よって演奏される。
この全オーケストラによって演奏される2回の和音を、何ということか1度も練習して
 いないことに、本番の直前になって気づいたのである。とはいえ、今さらどうにもならない。
 この演奏会を境に僕の性格はずいぶん穏やかになったが、それまでは迂闊に人が近寄れないほど
 ピリピリしていたので、オーケストラのメンバーも気づいていたとしても、僕に指摘できなかったのかも
 知れない。文字通りぶっつけ本番で曲の冒頭の和音を演奏することになってしまったが、オーケストラの
 メンバーの高い集中力と緊張感により、結果としてとてもいい演奏に繋がった。

 自分の怠慢を棚に上げさせていただけるのならば、これも必然というべきか、、、?ところが、本当に
 大変なことはその後にやって来た。
1楽章の途中くらいから、立っていられないほど急に足が悲鳴を
 あげ始めた。こうなると指揮者は辛い。自分の周りに掴まることができるものは何もない。
 曲はその後45分くらいは続く。足が痙攣しそうなまま、ほぼ満席の聴衆の目に晒されながら僕には
 何処にも逃げ場がない。目の前には譜面台が1つあるだけである。こうなったら仕方がない。
 みっともないなどといっている場合ではない。左手を譜面台に置き、右手だけで指揮を続けた。
 しかし、辛いことはまだ続く。何楽章からだったかは覚えていないが、だんだんと意識かボーッとして
 きてしまった。ここまでくると曲を指揮しているどころではない。なんとか曲が終わるまで倒れないことで
 必死である。意識の遠い向こうでベートーヴェンの英雄が鳴っている。
 あぁ今3楽章が終わったなぁ、あとは4楽章だ、、、なんて思いながら、何とか曲のフィナーレにたどり
 着いた。実はベートーヴェンのバイオリンパートは恐ろしく難しく、この曲の最後の速さは今の楽器で
 弾いても、なかなか弾ききれない。
練習時にはオーケストラの強い要望により、少しだけテンポを
 ゆっくりめに譲ったのだが、遠のく意識と身体の辛さでそんな約束は何処へやら、本番だけは一気に
 畳み込んでしまった。オーケストラは、、、もちろん見事に応えてくれた。
続く。